ニュース&記者コラム

【競輪選手養成所卒業記念レース・女子】小原 在所No.1の真価

捲ってカマシて

 在所No.1に違わぬ実力を誇示した。競走訓練でトップの48勝を挙げた小原が1走目は最終2コーナーからの捲り、2走目はホームカマシで連勝。同期のライバルたちに力の差を示した。小原は「一走一走、感謝して走ろうと思っていた。しっかり訓練で積み上げてきたものを出せたかなと思う」と浮かれることなく冷静に振り返った。

 高校、大学と自転車競技に励み、大学4年時にはナショナルチームに所属。24年の全日本トラックでは、スプリントで3位の成績を残した。「自転車をずっとやっていて大好きで、トップ選手として活躍したいと思っていた」と自然と選手を志した。また、目指す選手像については「しっかり勝ち続けて、成長できる質の高い選手になりたい」と飽くなき向上心を抱く。

 自転車娘を成長させてくれた訓練も残すは決勝のみ。「この場に立てることに感謝し、大事に最後まで全力で走りたい。走るからには、勝ちを目指したい」。最後も頂点に立ち、堂々とプロデビューするつもりだ。

安どの決勝進出

 在所2位の川上いちご(26=千葉)も4、1着で決勝入り。「1走目は力技だった…。2走目は冷静に状況判断をしていけた。焦りと緊張しかなかったが、ホッとしている」と安どした。

 大学まで陸上競技に没頭。卒業後は小学校で3年間教員を務めた。ただ、ガールズケイリンの広告を見て、「この足を生かせるかもしれないと思った」と一念発起。自転車歴は2年ほどだが、記録会で400㍍TT(24秒05)、500㍍TT(35秒83)の養成所記録を樹立した。決勝へは「悔いのないレースを」と全てを出し切ることを誓った。

▼女子3R決勝

選手名年齢所属順位
①小原 乃亜23岩手①①
②川上いちご26千葉④①
③山田  南19千葉①①
④栗山 百花23神奈川②③
⑤伊藤梨里花27愛知①②
⑥松下彩也香23青森②②
⑦露谷菜々花20高知②②

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